マグカップ等

2018年3月 4日 (日)

蓋付きチタンマグカップ

みなさん、ご無沙汰しております。
久々の更新です。
相変わらずぼちぼちやってます。

はじめに

今回は蓋付きチタンマグカップを入手しましたので、
ご報告したいと思います。

Lixadaの蓋付きチタンマグカップ

アマゾンをぶらぶらしていたらチタンマグカップが、
蓋付きで2000円台でさらに送料無料で売っているのを発見しました。

ブランドはLixadaです。
読み方は良く分かりません。
あまり有名なブランドではありませんが、
中国のブランドに良くあるOEMの製造元または、
OEMの一つと思われます。

容量違いで4種類ありましたので勢いで4種類とも注文してしまいました。
4種類買っても1万円しませんでした。
注文して2週間ぐらいで中国から届きました。
詳細はアマゾンにて「lixada チタン」で検索してください。

容量の種類

購入したチタンマグカップの容量と特徴は以下の通りです。
全体的にずんぐりむっくりで太目の印象です。

17104

写真で奥右650ml、奥左550ml、前右350ml、前左300mlです。

650ml

強度確保のためか底に緩やかな段差があります。
唯一mlとozで計量目盛りがついています。
蓋に蒸気穴が開いています。
蓋は650mlと550mlと共通です。

550ml

強度確保のためか底に緩やかな段差があります。
計量目盛りはありません。
蓋に蒸気穴が開いています。
蓋は650mlと550mlと共通です。

350ml

底は完全にフラットです。
計量目盛りはありません。
蓋に蒸気穴はありません。
蓋は専用です。300mlと共通ではありません。
300mlの蓋だとゆるゆるです。

300ml

底は完全にフラットです。
計量目盛りはありません。
蓋に蒸気穴はありません。
蓋は専用です。350mlと共通ではありません。
350mlの蓋だと閉まりません。

スタッキング

スタッキングは2個までならイケます。
650ml+550ml=×
650ml+350ml=〇
650ml+300ml=〇
550ml+350ml=〇
550ml+300ml=〇
350ml+300ml=×

他のマグカップとの比較

マグカップをクッカー・コッヘル代わりに使うには蓋が必要です。
ダイソー500マグカップは気に入っていて愛用していますが、
蓋の入手性に問題があり、
蓋を自作できる方以外にはお勧めできません。
(金切り鋏と鉄工用ヤスリをお持ちでしたら30分程度で作れます)

一般的なマグカップだと蓋付きのものはほとんどなく、
サードパーティ製の蓋が売られていますが、
蓋単体で結構な値段なので購入を躊躇される方も多いと思います。
蓋付きのチタンマグカップが2000円台で入手できるのは、
ある意味革命であり価格破壊です。

価格については大幅に違いがありますが、
ただのマグカップなので機能的な差はありません。
気になるバリとかも全くありません。

オススメ

1個だけ選ぶとなると計量目盛り付きの650mlです。
モノとして何ら問題を感じませんので、
中華製であることを気にしないのであれば、
購入されることをお勧めします。

尚、この価格がこのまま続くのか、
ブランド浸透のための一時的な戦略価格なのか不明です。

2016年5月 3日 (火)

ULTS最新版

毎年のプレゼント企画を楽しみにされていた方大変申し訳ありません。
諸般の事情により今年はグルーブストーブ記念企画を中止いたします。

今回は最新のULTSをご紹介します。
ULTSはウルトラライトティーセットを意味しています。
早い話が外でお湯を沸かしてお茶を飲むための道具です。
お茶用ではありますが簡単な料理も問題なくこなせます。

YouTube版はこちら。

ニコ動版はこちら。
ULTS最新版

今回特段新ネタはありません。
これまで単品でご紹介したものを組み合わせただけです。

ご紹介するULTSは以下で構成しています。
・ステンレス蓋
・蓋のツマミ
・グルーブストーブクレセント
・コーヒードリッパー雫
・ステンレスダブルマグ
・ステンレスマグ
・ステンレス風防

コーヒードリッパーもステンレス製ですので、
このセットはステンレス率が無茶苦茶高いです。
個人的にULTSステンレススペシャルと呼んでいます。

用意の難易度が高く感じるものの一つがステンレス風防だと思います。
自分はホームセンターでステンレスシートを購入し、
ハサミで切って風防にしています。
加工作業自体は簡単ですので材料を買う勇気さえあればクリアできます。

そよ風程度であればグルーブストーブ単品でも余裕で使えますし、
建物の影や荷物で風を遮る等の工夫も可能ですので、
風防なしでも実用的には問題ないです。

ステンレスでなくても風防の材料として、
厚紙や厚めのアルミホイルも使用可能ですが、
風で炎が流されて炎が直接あたると燃えたり溶けてしまいます。
安全に注意してご使用下さい。

尚、十分にお分かりと思いますが、
以下は別途用意が必要です。
・燃料用アルコール
・ペーパーフィルター
・挽いたコーヒー豆
・水
・ライター

実はこのULTSはお三方に差し上げたのですが、
その後音沙汰がないので、
無事使えているのかどうなのか、
何か問題があるのかないのか、
様子が分からずヤキモキしています。
もしご覧になられたら近況をお知らせ頂けると幸いです。

2015年12月13日 (日)

ステンレスマグカップ用ステンレス蓋

ダイソーのステンレスマグカップ用のステンレス蓋のご紹介です。

YouTube版はこちら。

ニコ動版はこちら。
ステンレスマグカップ用ステンレス蓋

以前からちょくちょく動画で使っていた、
ステンレス製の蓋の種明かしです。
ダイソーマグはゆであずきの缶の缶底が蓋として、
問題なく使えるのですが、
もっと良い材料がないかと探していたら、
なんとダイソーにあったではありませんか。
まさに灯台元暗しです。

実際に蓋を切り出して組み合わせるまでは、
不安と言うか半信半疑だったのですが、
合わせてみたらシンデレラフィットでした。

マグ108円、蓋108円、合計216円で、
蓋付きステンレスマグカップが手に入ります。
ブリキ缶より肉薄で軽量化も図れます。
非常に使い勝手が良いのでお試し下さい。

ただダイソーは店によって在庫状況が全然違います。
何軒かハシゴするつもりで探してみて下さい。

2015年9月27日 (日)

コーヒードリッパー雫を使ってみた

自作のコーヒードリッパーで、
実際にコーヒーを淹れて見ました。

YouTube版はこちら。

ニコ動版はこちら。
コーヒードリッパー雫を使ってみた

針金なので頼りなくペーパーフィルターの、
形が崩れて漏れてしまう様に感じますが、
ご覧頂ければお分かりの通り、
普通にコーヒードリッパーとして使えます。

ペーパーフィルターは円錐形タイプではなく、
その辺で売っている台形タイプを使用します。
円錐形タイプじゃないと困る方は、
中央部を螺旋形に加工されると良いかと思います。

全体の長さは約60cmぐらいです。
最初に針金を75cmに切って加工を始めて、
最終的に余った部分を除去しました。

加工に使った工具は以下の通りです。
・ワイヤーカッター(切断用)
・ヤスリ(切断面のバリ取り)
・ラジオペンチ(曲げ)

針金はステンレスを使用しています。
はっきり言って曲げるの大変です。
特にシンメトリーに加工するのは無茶苦茶大変です。
機能だけ確保できれば問題なく使用できますので、
仕上がりにはいったん目をつぶって、
まずは試されることをお勧めします。

コーヒードリッパー雫

今回は趣向を変えて針金をグネグネして、
コーヒードリッパーを作ってみました。

YouTube版はこちら。

ニコ動版はこちら。
コーヒードリッパー雫

動画を見ればお分かりの通り、
大変コンパクトに収納可能です。
ペーパーフィルターの大きさにも、
カップ径の違いにも柔軟に対応可能です。
カップに単に載せるのではなく、
挟み込んで固定するので安定性抜群です。
汚れる部分が極小なので洗うのも簡単です。
ペーパーフィルターと密着しないので、
風味を損なうガスは発生しません。
とにかく長所がいっぱいです。

無理やり短所を挙げるとすれば、
ステンレスで作っているので加工が面倒。
現物合わせで作っているので寸法データがない。
ぐらいでしょうか?

実はお題自体は2年くらい前に、
ジョニーさんから頂いておりました。
その当時はコーヒーを嗜む習慣自体がなかったので、
コーヒーを嗜む所から初めたため、
作るまでかなり時間がかかってしまいました。

ジョニーさんお題ありがとうございました。
そして遅くなって申し訳ありませんでした。
お気に召して頂けましたでしょうか?

2014年9月 9日 (火)

グルーブストーブを強風下で使ってみた

現在色々とバタバタしておりまして、
グルーブストーブの火力調整ネタをご紹介する予定でしたが、
動画を編集する時間が取れない状態が続いております。

お詫びとして以前撮影していた短いネタをご紹介させて頂きます。
再生時間は10秒ありません。
ついでにタイトルもクレジットもつけませんでした。

YouTube版はこちら。

ニコ動版はこちら。
グルーブストーブを強風下で使ってみた

あちらこちらで風防ネタが盛り上がっているので、
ただ単に乗っかりたかっただけとも言えます。

グルーブストーブはウコン缶によるミニタイプです。

紙袋と壁で風を遮っているつもりですが、
そんなの大して役に立たないのは、
皆さんよく御存じだと思います。

風防はご覧の通りスカスカです。
炎への風の直撃さえ防げれば良いので、
狭く囲い込む必要は全くありません。
狭く囲い込むと熱暴走するので却って危険です。

一般的にアルコールストーブは風に弱いのが定説ですが、
グルーブストーブはこの通り風に相当強いです。
但し風で熱が流されますので燃費は当然悪化します。

グルーブストーブで風防を使用される方は、
是非今回の動画を参考にして下さい。

追伸
次回はグルーブストーブの火力調整ネタやります。
たぶん。

2014年7月14日 (月)

コカコーラゼロでゼロストーブ

今回は久々にゼロストーブです。
コカコーラゼロでゼロストーブを作ってみました。

YouTube版はこちら。

ニコ動版はこちら。
コカコーラゼロでゼロストーブ

ゼロストーブはグルーブストーブと違って、
缶の直径とマグカップの直径がほぼ同じでも、
問題なく使用できることがご確認頂けると思います。

余計な空焚きをしてしまうと、
内壁の上部は炎に直接さらされてしまうので、
結果として塗装がダメージを受けてしまいます。
今回塗装のロゴ上部の一部が、
割れているのはそのためです。
アルミだと最悪の場合、
溶けてしまうのではないかと思います。

予熱そこそこの状態でも、
マグカップ載せて大丈夫です。
もしマグカップ載せて火が消える様でしたら、
もう少し長めに予熱して下さい。

今回ローソクの着火に手間取ったのは、
カメラのモニタ見ながら作業していたのが原因です。
モニタだとどうしても距離感が希薄になるので、
ローソクの芯の位置の把握に時間がかかってしまいました。

ゼロストーブは簡単な構造ですが、
侮れない性能を持っていて楽しいです。
作るの簡単だし場所も取らないので、
是非皆さんのコレクションに加えて下さい。
自分の場合は色々と作った余りの材料で、
さあどうしようかとなったら、
ゼロストーブを作ることが多いです。

2014年6月23日 (月)

ダイソー500マグでご飯を炊いてみた

ダイソー500マグで実際にご飯を炊くところを、
折角なので動画にしてみました。

9分を超える超大作となってしまいました。
ご覧になる方はご注意下さい。

YouTube版はこちら。

ニコ動版はこちら。
ダイソー500マグでご飯を炊いてみた

途中から蓋を外しています。
蓋を外した理由は単純です。
それは外した方が「盛り上がる」からです。

一般的にはご飯を炊くのは難しいとのイメージがありますが、
アルコールストーブを使うことによって、
火加減の調整をしなくて済む(できないとも言います)ので、
気を付けるのは加熱を止めるタイミングだけです。
動画の通りとても簡単に炊くことができます。

1合で大体大き目のお茶碗2杯分になります。
成人男性の1人1食分、
成人女性や子供だと2人1食分として、
十分な量ではないでしょうか。

1合でなく半合だともう少し楽に、
炊けるのではないかと思います。

ご飯炊いてコーティングして、
色々使ってコーティング剥がれたら、
ご飯炊いてコーティングして、
の繰り返しでマグカップと、
末永くお付き合いできます。

コーティングがしっかりしている間は、
スポンジによる水洗いだけで、
簡単に綺麗になります。
下手に洗剤を使うとコーティングが、
剥がれますのでご注意下さい。

マグの蓋も使っているうちに、
錆びやすくなるので、
ご飯炊きによるコーティングで、
防錆加工できるのではと睨んでいます。

2014年6月14日 (土)

ダイソー500マグ コーティング編

マグカップファンの皆さんお待たせしました。

ダイソーのマグカップの防錆処理について、
動画にまとめてみましたのでご紹介します。

YouTube版はこちら。

ニコ動版はこちら。
ダイソー500マグ コーティング編

本当に簡単にコーティングできてしまいます。
ご飯を炊くことにこんな意味があるとは、
自分も今回まで全く気づきませんでした。

ご飯を炊いた直後はもの凄い性能を発揮しておりましたが、
色々実験してい洗っている内にコーティング効果が薄れてきております。
効果が薄れてくればまたご飯を炊けば良いだけだし、
そんなに大した問題ではありません。

また繰り返してご飯を炊けばかなり強固な、
コーティングが得られると思います。

ダイソー500マグは錆びやすいSUS430なので、
今回ご紹介した方法で簡単に防錆処理が可能です。
当然SUS430以外のマグでも有効と思われます。

ただご飯の焼き色がついてしまいますので、
焼き色が苦手の方にはあまりお勧めできません。

ご飯の焼き色がつかない例えばお粥などでも、
同様にコーティングできるかどうかは残念ながら不明です。
お粥は炊くのに時間かかるしあまり好きでもないので、
追加実験する予定は今の所ありません。

以前ダイソー500マグについて容量の記載がないと、
書いておりましたがタグに小さく約450mlとありました。
謹んでお詫び申し上げます。

ただこの450mlは実用上の容量です。
アウトドア的にはマグカップは最大容量を記載するのがお約束なので、
このまま「ダイソー500マグ」で行かせて頂きます。

2014年6月 1日 (日)

トランギア用VW五徳沸騰試験編

お待たせしました。
トランギア用VW五徳での沸騰試験の様子を、
ようやく動画にまとめました。

YouTube版はこちら。

ニコ動版はこちら。
トランギア用VW五徳沸騰試験編

結論から言うと240mlの水が10mlのアルコールで、
沸騰できますのでトランギアTR-B25の燃費が、
決して悪くないことが、ご確認頂けると思います。

一般的にトランギアは燃費が悪いとされていますが、
トランギアの燃費は決して悪くありません。
トランギア本体に問題があるのではなく、
五徳の高さが高過ぎて火力が必要以上に強くなり、
無駄に燃料を消費している点に問題があります。

今回のトランギア用VW五徳の高さは、
汎用性を持たせてまだ高めにしています。
使用するポット専用に最適化すれば、
さらに燃費が追い込める見込みです。

アルコールストーブの燃費を語る上で、
以下の3条件の組み合わせが必須となります。
・アルコールストーブ本体
・組み合わせるポット
・五徳の高さ
燃費は上記条件の三位一体で決まります。

アルコールストーブ本体と組み合わせるポットが決まれば、
燃費の良い五徳の高さも密かに決まっているのですが、
五徳の高さに頓着しないままだと、
燃費の悪いままの五徳の高さで使用することになり、
燃費の良い五徳の高さを体験しないまま、
結果「燃費ワル!」となってしまいます。

アルコールストーブの燃費向上には、
五徳の高さをできるだけ低くすることがとても重要です。

これまで最適な五徳の高さについて、
言及されることがありませんでしたので、
燃費が悪いとされているアルコールストーブも、
実はただ単に五徳の高さに問題が、
あるだけの可能性があります。

トランギアの純正を含む市販の五徳は高さ取り過ぎです。
五徳の高さをもう少し低くすれば燃費が大幅に改善します。
トランギアをお持ちの方は五徳の高さについて、
もう少し検討されることをお勧めします。

尚、トランギア用VW五徳をご使用の際は、
できるだけ空焚きしないで下さい。
空焚きを行うと熱でワイヤーが弱くなって、
合わせ部分のかみ合わせが緩くなったり、
ワイヤーがポットの重さに耐えられなくなったりして、
使用中にポットがひっくり返ることがあり得ます。
くれぐれもご注意してご使用願います。

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