ゴトク

2016年11月20日 (日)

バタフライ五徳

昨日久々に動画編集した時に撮影したまま、
編集待ちで放置していたネタを思い出しました。
今逃すと次回の動画編集がいつになるか分からないので、
昨日に引き続き動画アップします。

今回は五徳です。

YouTube版はこちら。

ニコ動版はこちら。
バタフライ五徳

特徴を簡単に説明すると。
・ネジで固定できる
・一体化しているのでバラバラになりにくい
・そこそこ軽量
・そこそこコンパクト
・そこそこ丈夫

以下の部品を使っています。
・ステンレス針金
・ステンレス蝶ナット
・ステンレス蝶ボルト

加工するときは針金のネジ止めの輪っかを先に作って、
2本の針金をネジでしっかり固定してから、
2本一緒に加工すると寸法を合わせ易いです。

モチーフが蝶なのでバタフライ五徳です。
ベタなネーミングですみません。

2014年11月 1日 (土)

VN五徳

つまんないネタが続いて申し訳ありませんでした。
反省して新型の五徳をご紹介します。

YouTube版はこちら。

ニコ動版はこちら。
VN五徳

オメガ五徳では金属パイプを使用していますが、
金属パイプが簡単に入手できない方もおられる様なので、
今回は針金だけで構成してみました。

針金の使用量を極限まで減らしているので、
同じサイズの五徳に比べとても軽量となります。
組み立ても分解もいつも通り簡単です。
分解するとコンパクトになりますので、
収納時に嵩張りません。

針金だけの五徳と言えばVW五徳があります。
VW五徳と今回のVN五徳の決定的な違いは、
4点支持から3点支持になった点と、
組み合わせ位置が中心から移動している点にあります。

今回の設計値は以下の通りです。
・高さ59mm(60mmのつもりが1mm低くなりました)
・脚間距離70mm
・1.2φのステンレス針金
・真上から見て正三角形の頂点の位置に脚を配置

脚の折り返しは中心部へ向けています。
中心に向けることによって、
気持ち強度が増す様に思います。

約500mlの水を沸騰させた状態で、
多少揺れていますので、
もう少し太い針金に変更すれば、
揺れも収まると思います。
ただ1.2φでヘアピン加工が相当大変なので、
太い針金だともっと大変になるのは、
間違いありません。

針金の先端はヤスリで丸めています。
針金の先端は切断したままだと、
鋭利でとても危険ですので、
扱いにはくれぐれもお気を付け下さい。

2014年6月 1日 (日)

トランギア用VW五徳沸騰試験編

お待たせしました。
トランギア用VW五徳での沸騰試験の様子を、
ようやく動画にまとめました。

YouTube版はこちら。

ニコ動版はこちら。
トランギア用VW五徳沸騰試験編

結論から言うと240mlの水が10mlのアルコールで、
沸騰できますのでトランギアTR-B25の燃費が、
決して悪くないことが、ご確認頂けると思います。

一般的にトランギアは燃費が悪いとされていますが、
トランギアの燃費は決して悪くありません。
トランギア本体に問題があるのではなく、
五徳の高さが高過ぎて火力が必要以上に強くなり、
無駄に燃料を消費している点に問題があります。

今回のトランギア用VW五徳の高さは、
汎用性を持たせてまだ高めにしています。
使用するポット専用に最適化すれば、
さらに燃費が追い込める見込みです。

アルコールストーブの燃費を語る上で、
以下の3条件の組み合わせが必須となります。
・アルコールストーブ本体
・組み合わせるポット
・五徳の高さ
燃費は上記条件の三位一体で決まります。

アルコールストーブ本体と組み合わせるポットが決まれば、
燃費の良い五徳の高さも密かに決まっているのですが、
五徳の高さに頓着しないままだと、
燃費の悪いままの五徳の高さで使用することになり、
燃費の良い五徳の高さを体験しないまま、
結果「燃費ワル!」となってしまいます。

アルコールストーブの燃費向上には、
五徳の高さをできるだけ低くすることがとても重要です。

これまで最適な五徳の高さについて、
言及されることがありませんでしたので、
燃費が悪いとされているアルコールストーブも、
実はただ単に五徳の高さに問題が、
あるだけの可能性があります。

トランギアの純正を含む市販の五徳は高さ取り過ぎです。
五徳の高さをもう少し低くすれば燃費が大幅に改善します。
トランギアをお持ちの方は五徳の高さについて、
もう少し検討されることをお勧めします。

尚、トランギア用VW五徳をご使用の際は、
できるだけ空焚きしないで下さい。
空焚きを行うと熱でワイヤーが弱くなって、
合わせ部分のかみ合わせが緩くなったり、
ワイヤーがポットの重さに耐えられなくなったりして、
使用中にポットがひっくり返ることがあり得ます。
くれぐれもご注意してご使用願います。

2014年5月25日 (日)

トランギア用VW五徳計量編

トランギア用VW五徳を計量してみました。

YouTube版はこちら。

ニコ動版はこちら。
トランギア用VW五徳計量編

名前がブレているのはチェックと定義が甘いためです。
今後はさらなる改善を図ります。
謹んでお詫び申し上げます。

はっきり言って無茶苦茶軽いです。
材料は1.0φのステンレスワイヤーを使っています。
トランギア用の五徳でこれ以上軽くするとなると、
そうとう頑張らないと難しいと思います。

動画をご覧になればお分かりの通り、
色焼けしておりますので、
燃焼テストは散々しておりますが、
動画はまだ撮影しておりません。

これまた大変申し訳ありませんが、
もうしばらくお待ち下さい。

普通に撮影すると電子秤の液晶表示が写らないので、
動画は照明の当て方とシャッター速度の調整が大変でした。
そのためなんだか薄暗い感じになってしまいました。
動画撮影時の液晶表示の写り方なんて、
購入する前にはなかなか分からず、
実際に使ってみないと確認できません。

「VANCE PROJECT Mr.デジタルスケール VM012:1500」を使用しています。
ヨドバシカメラで購入しました。
値段は2000円しなかったと思います。

ちなみにトランギア用VW五徳の、
性能(燃費)は大変良いです。
トランギアTR-B25の燃費が悪いのは、
純正の五徳の高さに問題があります。

トランギアTR-B25の燃費が悪いとの認識は、
この際改めるきっかけにして頂きたいと思います。

2014年5月18日 (日)

トランギア専用VW五徳

トランギア愛好家の皆さんお待たせしました。
VW五徳をトランギア専用に作ってみました。

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ニコ動版はこちら。
トランギア専用VW五徳

皆さんご存知の通りアルコールストーブと言えばトランギアが定番です。
トランギアには純正の五徳が現在2種類程あります。

トランギア純正の五徳はかなり大きいポットの使用が前提であるため、
300ml程度のソロ用のマグカップをポット代わりに使おうとしても、
そもそも五徳にのっからないと言う問題があります。

社外品の五徳を使用するのも解決策としてアリですが、
それじゃ大して面白くないので、
使い勝手とコンパクトさに優れるVW五徳を、
トランギアに試しに作ってみましたら、
ものの見事にピッタリ嵌りました。

既に何度か使用しています。
強度的にも全く問題はありません。
実は高さも少しばかり最適化して設計しましたので、
純正品よりも燃費が少しばかり向上しています。

構造上、火力調整蓋が使えなくなりますが、
そもそも最適な火力で五徳を設計すれば、
火力調整蓋自体が必要ないのではと思います。

尚、今回動画撮影用にトランギアを1時間かけて、
念入りに磨き上げました。
動画でトランギアがヤケに光っているのはその為です。

2014年4月28日 (月)

アルコールストーブ用の新型五徳のご紹介です。

YouTube版はこちら。

ニコ動版はこちら。
アルコールストーブ用五徳 VW五徳

アルコールストーブ用の五徳にありがちな、
3点支持でなく4点支持のため安定感も抜群です。
強度を保ちながら相当コンパクトに設計できます。

V部W部の曲げ加工が少しだけ苦労します。
作るのも使うのもとても楽しいので、
苦労に見合うだけの価値があると思います。

ステンレスは見た目が綺麗で良いのですが、
性質的に粘っこいので加工の難易度が高いです。
普通の針金を使う方が加工が簡単ですが、
油断すると錆びやすいのでお気を付け下さい。

2013年4月21日 (日)

オメガ五徳

組み立て式の五徳のご紹介です。
これまでの動画の中で何度か登場しておりますが、今回五徳単独で動画を作ってみました。

YouTube版はこちら。

ニコ動版はこちら。
オメガ五徳

トップバーナー式のアルコールストーブやペンストーブの五徳として使用可能です。

部品はステンレスワイヤー3本とステンレスパイプ3本です。
垂直方向の荷重をパイプが受け止める構造なので、普通に使う分にはもっと細い部品でも強度的には全く問題ありません。
サイズも自由に変更可能です。複数サイズ用意しておいて、状況に合わせて最適な組み合わせも選択できます。

多少の誤差にも非常に寛容な設計となっております。
工具さえあれば誰でも簡単に作れますので、是非お作りになることをお勧めします。

2013年2月11日 (月)

ULTS装備例

ULTSの装備例をご紹介します。
名づけてULTS満漢全席です。

<収納状態です>
Dsc00952_2

<展開状態です>
Dsc00954_2

装備の内容は以下の通りです。

<左側>
風防
ステンレスマグカップ(100円ショップで購入・容量250ml)
マグカップ蓋(缶詰から切り出し)
蓋のツマミ(文具用マグネット)
燃料用アルコール携行ボトル(カゴメのラブレの空瓶・容量130ml)

<右奥>
グルーブストーブ
グルーブストーブ用座布団
2Lゴトク+オプション皿
カーボンフェルト(鍋つかみ用)
ガスライター
ブーメラン五徳まとめ用輪ゴム

<右手前>
ブーメラン五徳
計量用注射器
ペンストーブ

クッカーとして使用できるマグカップは1個しかないのに、なんと火器が3個もあります。火器が無駄に多い、小さくてもまさにお腹いっぱいの装備となっております。
でも、いくら物好きの自分でもこの装備をそのまま持ち出そうとは思いません。
つまり火器を1個に絞れば、別の装備が余裕で追加可能であることを示しています。

そんなに意識していませんでしたが、こうして改めて眺めてみると、なかなかコンパクトに収納可能な開発をしていたんですね。
250mlのマグカップ1個に火器が3個も収納できて一番驚いているのは自分だったりします。

2013年1月27日 (日)

引手五徳

今回は趣を変えまして、襖の引手で五徳を作ってみました。

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ニコ動版はこちら。
引手五徳

今回は追加加工全くありません。
M3のスペーサーと襖の引手を買って来て、組み立てるだけで、これまでにない全く新しいタイプの五徳が簡単に完成します。

ただスペーサーが結構高いので部品を購入する際はある程度覚悟して下さい。
自分はこれまでなかなか覚悟が決まらないままでしたが、本日やっと思い切ることができました。それでもホームセンターで実物手にして30分悩みましたけれど。

2013年1月 8日 (火)

ペンストーブ二刀流で煮込みうどん

すみません。動画をアップしたままブログの更新が漏れておりました。
ペンストーブ2本使って、煮込みうどんを作ってみました。

YouTube版はこちら。

ニコ動版はこちら。
ペンストーブ二刀流で煮込みうどん

ペンストーブは芯のカーボンフェルトの出し加減で火力調整可能です。
1本での単独使用の場合、中火相当の芯の出し加減で今回実験しました。なんと燃料の消費は強火相当となりました。2本一緒に使うことによって、熱帰還が増え結果として火力がアップした模様です。
てことは2本一緒で芯を強火相当にすれば、かなりの強火力ってこと?
面白そうなので今度実験したいと思います。

ペンストーブはもともとネクソンストーブから派生して、ただのネタのつもりだったのですが、なかなかどうして大変楽しく遊ばせて頂いております。
う、そう言えばネクソンストーブの続編放置したままでした。申し訳ありません。

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