ネイチャーストーブ

2018年6月 3日 (日)

焚火台「陽炎改」

焚き火台の陽炎をバージョンアップしました。

YouTube版はこちら。

ニコ動版はこちら。
焚き火台 陽炎改

プロトタイプからの主な変更点は以下の通りです。

1)脚の加工方法変更
旧:立体加工(なんちゃってフルフラット)
新:平面加工(完全にフルフラット)

2)焼き網の固定方法変更
旧:載せるだけ(固定できない)
新:脚の端で引っ掛ける(しっかり固定)

3)サイズが小さくなった
旧:15cm×21cm
新:15cm×20cm

脚の立体加工をやめることによって、
端の燃焼材のこぼれ落ちが懸念材料でしたが、
実際に使ってみたら特に問題ありませんでした。
板の長さを補う必要も結果として感じませんでした。

プロトタイプをなんだかんだと20回以上使っています。
金属疲労も今のところ大丈夫です。
熱や収納時の力で多少変形していますが、
焚き火台としてもBBQグリルとしても一切問題ありません。

使ったあと掃除しないで1週間放置したら、
サビが発生していたのでサビ落としたら、
サビの部分がピンホールになりました。
いくつかピンホールできても使用上問題は起きていません。
使ったらすぐ掃除を推奨します。

動画で耐荷重試験しています。
感触としてはもう少し載せられそうですが、
これ以上は載せるのが困難ですし、
無理はしないのが一番です。
スキレットとかダッチオーブンとか載せるのは、
他の焚き火台にお任せすることにします。

2017年8月26日 (土)

焚火台「陽炎」

自作焚火台の組み立て動画をアップしました。
この際せっかくなので名前も付けてみました。

YouTube版はこちら。

ニコ動版はこちら。
焚火台「陽炎」

作るの簡単。
組み立て簡単。
使うの簡単。
の三拍子揃っています。

さらに、
軽くて。
コンパクト。
が加わります。

オマケの情報として、
火付きの悪い炭を
ガスバーナーで炙っても、
本体は全く問題ありません。

鶏のもも肉1枚も美味しく焼けました。

是非、お作りになることをお勧めします。

2017年8月 1日 (火)

自作の焚火台

自作の焚火台のご紹介です。

以前から焚火台を何度か試作しておりましたが、
なかなか満足できるものができずにおりまして、
今回ようやく満足できる物ができました。

Dsc02146_600x399
展開した様子です。

Dsc02151_600x399
焚火台モードです。

Dsc02152_600x399
グリルモードです。

今回の焚火台を作るに際し、
目指した目標は以下の通りとなります。
・1人用
・最低限の実用性があること
・小さくて軽いこと
・部品が少ないこと
・特別な工具が不要であること

【1人用】
アルストでもそうですが複数人に対応するとなると、
ある程度の大きさが必要になるので、
どうしても小さくできなくなってしまいます。
小ささ優先で完全に1人用として割り切りました。

【最低限の実用性があること】
実用性の定義が非常に難しい所です。
15cm角の焼き網が入手できましたので、
この焼き網が使用できる最小サイズ、
つまり普通の焼き鳥が焼けることを、
最低限の実用性と定義しました。
色々実験したところこれ以上小さくすると、
火を受ける有効面積も小さくなり、
また火力も弱くなるので、
肉を焼くのは相当な苦行になります。
15cm角の焼き網は基準としてアリと思っています。

【小さくて軽いこと】
0.1tのステンレス板と、
#14(2φ)のステンレス針金を使っています。
展開すると15cm×21cmでA5サイズとなります。
残念ながら完全なフラットではなく、
脚の立体加工分で1cm程度高さが出ます。

脚の立体加工の理由は端の燃焼材のこぼれ落ち防止です。
展開した時にどうしてもフラットにしたい場合は、
脚の立体加工をやめれば大丈夫です。
端の燃焼材がこぼれ落ち易くなりますので、
その分板の長さを補って下さい。

合計の重量は80gです。
焼き網が32gありますので焼き網なしで、
焚火台としてのみの使用であれば48gとなり50gを切ります。
15cm角の焼き網が使用できる焚火台としては、
おそらく最軽量クラスかと思います。

【部品が少ないこと】
部品数を極限まで減らしてみました。
部品を減らすために板自体を構造材にしています。
部品が少なく見た目華奢な感じですが、
1kg載せても大丈夫でしたので、
焚火台として垂直方向の耐荷重も問題ないです。

【特別な工具が不要であること】
いつも通り手加工で作業しています。
特別な工具も使用していません。
針金はペンチで曲げています。
太いステンレスの針金は粘いので曲げるの大変です。
ちなみに加工時間の80%が針金の曲げ加工です。

少し時期的に早いですが、夏休みの工作完了です。
あとは実戦投入あるのみです。

2014年7月30日 (水)

多目的ゼロストーブ

すみません連続でゼロストーブネタです。
今回はスチール缶でゼロストーブを作ってみました。

YouTube版はこちら。

ニコ動版はこちら。
多目的ゼロストーブ

今回の特徴は以下となります。
・スチール缶を使っている。
・内壁がかなり特殊な形状をしている。

これによってゼロストーブは、
ネイチャーストーブとしても、
問題なく使用可能となります。

スチール缶は加工が大変な上に、
手入れサボるとすぐ錆びるしで、
扱いがやや面倒ではありますが、
アルミ缶では得られない、
ゼロストーブの新しい使い方として、
十分なメリットがあると思います。

尚、通常のゼロストーブの設計寸法では、
固形燃料は燃焼を持続できません。
マグカップを載せた瞬間に鎮火します。

燃料用アルコールが切れたとしても、
固形燃料だけでなく、
紙クズや小枝や枯葉等、
燃えるものならなんでも燃料にできます。

アルコールストーブとしてなら、
汚れは全く気にする必要はありません。
ネイチャーストーブとして使用すると、
マグカップに煤汚れは付くし、
缶の塗装焼けは凄いしで、
何らかの汚れ対策が必要となります。

特にネイチャーストーブとして使用すると、
最初は缶の塗装が燃えて盛大な煙と匂いが発生します。
これは事前に塗装を落とすか空焼きすると、
回避可能ですのでお試し下さい。

2013年1月27日 (日)

引手五徳

今回は趣を変えまして、襖の引手で五徳を作ってみました。

YouTube版はこちら。

ニコ動版はこちら。
引手五徳

今回は追加加工全くありません。
M3のスペーサーと襖の引手を買って来て、組み立てるだけで、これまでにない全く新しいタイプの五徳が簡単に完成します。

ただスペーサーが結構高いので部品を購入する際はある程度覚悟して下さい。
自分はこれまでなかなか覚悟が決まらないままでしたが、本日やっと思い切ることができました。それでもホームセンターで実物手にして30分悩みましたけれど。

2012年10月21日 (日)

4Lストーブ(きこりのろうそく風ストーブ)

4Lストーブの色々な使い方を動画にまとめてアップしました。
組立に時間がかかるので絵は動いていません。

YouTubeはこちら


ニコ動はこちら
4Lストーブ

他にもあるのですが、今回は代表的な使い方に絞り込みました。
是非ご自分で使い方をアレンジして下さい。

ゴトクとして使用する場合は、厳密には金具の厚さ分高さが揃いませんが、実用上問題ありません。
気になる方はサンダー等で削って高さを揃えると良いです。

卓上3脚として使用する場合、実際には雲台を併用しております。
今回は撮影で雲台を使用していたので、被写体として使用できませんでした。

2012年10月15日 (月)

きこりのろうそく風ストーブ(4Lストーブ)燃焼試験

4Lストーブの燃焼試験をやってみました。

木端を適当に詰め込んで、着火剤はガムテープを代用しました。

Dsc00593

着火一発で無事燃え上がり、約10分で燃え尽きました。
足用のボルトは25ミリでなく、もっと長い方が良かったかもです。

足を工夫すれば地面に突き刺してかがり火としても使えそうです。

2012年10月13日 (土)

きこりのろうそく風ストーブ(4Lストーブ)

sijimi001さんのマネをして、きこりのろうそく風ストーブを作ってみました。

下からみると、こんな感じです。

Dsc00582_600x399

上からみると、こんな感じです。

Dsc00583_600x399

分解すると、とてもコンパクトになります。

Dsc00586_600x399

出来合いの材料だけで構成していますので、材料さえ揃えば誰でも簡単に無加工で完成します。
近所のホームセンター1箇所で材料は全て揃い、材料費は合計でたったの912円です。

L字金具を4個使っているので、素直に4Lストーブと命名しました。

でも、まだ火入れ式行っていません。
ネイチャーストーブとしては無茶苦茶小さいので果たしてまともに使えるかどうか心配です。

sijimi001さん、ありがとうございました。

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