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2017年4月

2017年4月 1日 (土)

グルーブストーブ ワン

4月1日のグルーブストーブの日記念の動画です。
今回は新型グルーブストーブです。

YouTube版はこちら。

ニコ動版はこちら。
グルーブストーブ ワン

他のグルーブストーブと違った、
非常に面白い個性を持っています。

是非お手持ちのアルコールストーブの、
コレクションの末席に加えて下さい。

ガスとアルコールの重量比較500缶編

ガスとアルコールの重量について、
今回はODの500缶ベースで比較しました。

400mlの湯沸かしを67回行うための必要な燃料を最初に用意し、
湯沸かしして行くと重量がどの様に変化するかグラフにしてみました。

500

これまでと同じく繰り返しになりますが、
一応グラフの見方です。
点線がガスで実線がアルコールです。
一番左端が装備重量になります。
湯沸かし回数が増える毎に燃料が減り重量が軽くなります。
一番右端が燃料がなくなって五徳等を含む本体と燃料容器を合わせたベース重量のみの状態です。
燃費が悪ければ悪いほどグラフの下がり方が急になります。

例によってガスで一番性能が良いBRS-3000Tと、
アルコールで一番性能が良い、
グルーブストーブで比較してみます。
装備重量はBRS-3000Tが軽く、
ベース重量はグルーブストーブが軽いです。
湯沸かし回数67回のうち半分の33回ではなく、
30回目で重量が逆転していますので、
最終的にはグルーブストーブが有利で、
BRS-3000Tが不利の結果となります。

BRS-3000Tを基準にアルコールストーブと比較すると、
グルーブストーブには惜敗するけど、
他のアルコールストーブには楽勝となります。

グラフをご覧になればお分かりの通り、
500缶ベースではガス軍団が優勢となります。
500缶の容器に対する燃料の重量比の向上が、
そのまま良い結果として表れています。

OD缶は一部例外がありますが、
基本的に110缶、250缶、500缶の3種類です。
OD缶はサイズが大きい程、
容器に対する燃料の重量比が向上し、
結果として重量メリットが向上しますが、
一番サイズが大きく重量メリットが一番の500缶であっても、
アルコールに敵わない結果となりました。

従って燃料としてガスとアルコールのどっちが重量として有利なのかについては、
最終的にアルコールが有利との結論になります。

ご参考までに500缶ベースでの400mlの湯沸かし67回における、
UL指数 「(装備重量 + ベース重量)÷ 2」は以下となります。

450:グルーブストーブ
471:BRS-3000T
534:トランギア + VW五徳SP
537:エバニューチタン直載せ
552:BRS-3
634:ちょ~簡単トルネードストーブ + オメガ五徳
649:タトンカ + 十字五徳
930:M-7900

今回の一連の考察はあくまでも重量についてのみの考察となります。
沸騰時間・入手性・燃料コスト等の他の条件は一切考慮しておりません。
ガスとアルコールの優位性は条件によって当然変わります。
ガスもアルコールも他の燃料及び組み合わせる火器も、
使用する状況・条件等によって最適なものを選択するのが合理的です。
重量でガスよりアルコールが有利であったとしても、
ガスにはガスならではのメリットがありますので、
ガスを使用するのが有利な状況であればガスを使うべきです。

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