« スリーテン公式の実践例 | トップページ | 竹の子ストーブ改 »

2015年5月 4日 (月)

スリーテン公式の解説

平型の薬缶に44mmのウコン缶のグルーブストーブを組み合わせて、
スリーテン公式の解説動画を作ってみました。

YouTube版はこちら。

ニコ動版はこちら。
スリーテン公式の解説

グルーブストーブはポットやクッカーや鍋の大きさに合わせて、
火力が自動で調整される性質がありますので、
平型の薬缶でそのまま普通に使えば相当な火力になります。
そのあたりは動画の最初の部分でご確認頂けます。

ところが普通に使えば火力が強くなるグルーブストーブを、
別の容器に入れることによって、
とても簡単に火力を弱めることができます。

経験がおありの方もおられると思いますが、
アルコールストーブを風防で狭く囲むと、
アルコールストーブと風防が熱的に結合して、
一体化したアルコールストーブとして、
超強力な火力で燃焼することがあります。
この現象を一体化燃焼・結合燃焼と呼んでいます。

一体化燃焼はかなり激しく燃焼することが多く、
制御するのは非常に困難でたいていの場合暴走してしまいます。

スリーテン公式はこの一体化燃焼を積極的に利用し、
超強力な火力ではなく超微力な火力を実現しています。
簡単な計算式で最低火力が簡単に求められます。

これによりグルーブストーブは以下の使い分けができます。
・単体使用で中火~強火。
・五徳併用で超強火。
・容器併用で極弱火~お好み。

実は外容器の下側に空気穴を開けて、
空気量を調整することで、
火力を簡単に調整できます。
興味のある方はお試し下さい。

尚、今回動画で紹介している平型の薬缶と、
44mmのウコン缶のグルーブストーブは、
重量バランスに問題があり、
非常に転倒し易い組み合わせなので、
個人的には常用としてお勧めできません。
スリーテン公式の効果が分かり易いので採用しています。
もしお使いになる場合は、くれぐれもご注意お願いします。

« スリーテン公式の実践例 | トップページ | 竹の子ストーブ改 »

アルコールストーブ」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: スリーテン公式の解説:

« スリーテン公式の実践例 | トップページ | 竹の子ストーブ改 »

2022年1月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31