ステルスストーブでグルーブストーブパワーアダプター
グルーブストーブ系列のアルコールストーブ用の
パワーアダプターをステルスストーブで使ってみました。
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ステルスストーブでグルーブストーブパワーアダプター
やっぱり0℃の水を直載せで使うには厳しいですが、
パワーアダプターを使用することによって、
ステルスストーブでも問題なくお湯が沸かせることが確認できました。
前回のグルーブストーブと今回のステルスストーブを比較して、
一番気になるのは本燃焼までの予熱時間だと思います。
グルーブストーブの約2秒に対し、
ステルスストーブは約8秒です。
構造自体は殆ど同じなのですが、
決定的な違いが上部構造にあります。
グルーブストーブは上部スッキリですが、
ステルスストーブは上部に構造物としての、
缶の上部がしっかり存在しています。
つまり上部構造物が冷えている間は、
本燃焼に移行できないことを意味しています。
上部構造物が暖まり回収熱によりアルコールが、
活性化されるまでのタイムラグが、
ステルスストーブの予熱時間の長さとなります。
毛細管現象によるアルコールの供給だけでは
全くもって説明できない現象です。
グルーブストーブ系列のアルコールストーブは、
毛細管現象だけでなく回収熱により活性化した、
アルコールが主体化し能動的に移動することによって、
燃焼していることが証明されている現象です。
予熱時間を短くし燃焼効率を向上させ低燃費を目指すうえで、
上部構造物は邪魔な存在でしかありません。
上部構造物をなんとかしない限り、
その分予熱時間が長くなり、
その分余計な燃料を消費し、
その分燃費が悪化します。
尚、トルネードタイプで上部構造物を極限まで小さくすることで、
予熱時間を短くしたのがJSBさんの「FREVO Stove」であり、
トルネードタイプで上部構造物を徹底的に撤去することで、
予熱時間をさらに短くしたのが拙作の「ちょ~簡単トルネードストーブ」です。
何か画期的な解決方法があれば面白いことになるのですが、
今のところ上部構造物は撤去するしか思いつかないです。
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