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2013年7月14日 (日)

給湯燃料率その2

アルコールストーブの能力を判断する際の判断基準には色々なものがあります。
分かりやすい基準ととして用いられているものの一つに、
水が沸騰するまでの時間の短さつまり沸騰時間があります。

拙作のアルコールストーブはこの沸騰時間を全く重要視していません。
ウルトラライトにおいては沸騰時間よりも燃費が重要と考えているからです。
ところがアルコールストーブの燃費の測定方法も、
一般的にはまだ確立されていないのが現状です。
そこで燃費の測定方法として給湯燃料率を考えてみました。

給湯燃料率=沸騰した水の量/使用したアルコールの量

水400mlをアルコール20mlで沸騰させた場合、400/20で20となります。
水400mlをアルコール30mlで沸騰させた場合、400/30で13となります。

潮風さんの目標とされている値は、
水600mlをアルコール20mlで沸騰させるので、600/20で30となります。

この給湯燃料率は以下の通り判断可能です。

30超過:とても優秀です。
20~30:かなり優秀です。
10~20:至って普通です。
10未満:とても微妙です。

皆さんおそらく既に感覚的に分かりだとは思いますが、
お手元のアルコールストーブでの給湯燃料率を測定されることをお勧めします。

拙作のグルーブストーブやペンストーブやゼロストーブは、
冬場でも25をキープし、夏場だと余裕で30を超えます。
水400mlがアルコール16mlで沸騰できることを意味しています。
(ただし、特定のクッカー・ポットで室内無風の条件限定ですけれど)

一般的なアルコールストーブでの沸騰時間が5分だったとします。
同一条件でグルーブストーブでの沸騰時間が7分だったとします。
ぱっと見では沸騰時間の差の2分が大きい様に感じます。
ところが一般的なアルコールストーブでの沸騰時間は、
なぜか予熱時間を除外していることが多いのです。
一般的なアルコールストーブで予熱時間に1分30秒かかったとすると、
着火してからのトータル時間としては30秒しか違いがありません。
つまり30秒の違いで燃費が明らかに違うという結果となります。

予熱時間は水の沸騰を待つ時間に当然含まれますので、
沸騰時間の計測の開始は着火直後がフェアだと思います。

燃費の向上は複合的な条件が相互に影響するため一筋縄ではいきませんが、
予熱時間の短縮が一番重要なカギを握っています。
なぜなら予熱中は水への加熱を一切行えないからです。

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コメント

りるびわ〜くすさん、ご無沙汰しております。

給湯燃料率、私のやつはなんとか25〜6に収まりそうでホッとしました^^;

沸騰時間についてはもう少し早くならんもんかと思案中です。
当面はおちょこストーブの大きさを調整しながら最適解を見つけようと思っています。

kmkmr22さん、お早うございます。

確実に沸騰するなら時間は多少かかっても問題ないと思います。
ソロで行動するのであれば時間はどうにでも調整できます。
沸騰時間の呪縛から逃れられるともっと自由度が増すのですけれど。

興味津々ですので、おちょこストーブの最適解楽しみにしています。

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