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2012年9月

2012年9月30日 (日)

ペンストーブの使い方

ペンストーブにはこれまで無理をさせ過ぎました。はっきり言って本来の能力以上の仕事を要求しておりました。
今回は大いに反省して、ペンストーブの正しい使い方について動画を作成しました。

YouTube版はこちら。

ニコ動版はこちら。

ペンストーブの使い方

動画でも説明しておりますが、ペンストーブは200mlの水を沸かすのが得意です。
10mlのアルコールで200mlの水を約9分で沸かします。
10mlのアルコールで300mlの水を約10分で沸かします。(条件が良ければ)

尚、L字金具2個のLLゴトクで使用すると、空き缶3個のゴトクよりやや燃焼効率が向上します。
Nico-Tech Expo 2012ではペンストーブとステルスストーブを販売する予定です。

2012年9月27日 (木)

給湯燃料率

グルーブストーブについてこれまでに書かせて頂いている事に以下があります。

・グルーブストーブは早く沸騰させることを目標としていない、低燃費を最大の目標としている。
・グルーブストーブはシェラカップに最適化して設計している。
・グルーブストーブはシェラカップと併用したときに最大の能力を発揮する。

今回YouTubeで2カップの水を沸かす時間はどのくらい?と質問頂いたので、シェラカップ(正確にはシェラカップもどき、大きいシェラカップ持っていません)で2カップの水を沸騰させてみましたので、結果をご報告いたします。

Dsc00574

                         
条件
値等
備考
使用場所
室内
無風
標高
10メートル
気温
25度
水温
23度
水の量
480ml
2カップ
クッカー
柄付ステンレスボール
セリアで購入・アルミホイルの蓋使用
使用燃料量
15ml
燃焼時間
10分30秒
沸騰開始時間
9分
着火からの経過時間
完全沸騰時間
10分
着火からの経過時間

これまで2カップの水の沸騰実験を行っていませんでしたので、改めてグルーブストーブとシェラカップ(正確にはシェラカップもどきです)の相性を確認する丁度良い機会となりました。

結果として、15mlのアルコールを使って480mlの水が完全沸騰しました。
JSBさんが提唱するT95i10エコモードに便乗した給湯燃料率で表すと以下となります。

給湯燃料率(給湯量/最低燃料) = 480/15 = 32

この値がどんな意味を持つか是非お手持ちのアルコールストーブでお試しください。

2012年9月25日 (火)

シャッター速度テスターのソースコード一式

アップロードファイルの合計サイズに制限がある様なので、記事を分割しました。

ソフトの開発は「Visual C++ Express 2005」で行っています。もう少し手直ししてソースコードを整理する予定でしたが、整理できていないままで、あまり綺麗でなくて申し訳ありません。

バージョン001のソースファイルです。
「Ver001.zip」をダウンロード

バージョン002のソースファイルです。
「Ver002.zip」をダウンロード

折角なので測定の原理を説明します。
フォトトランジスタに急激に光を当てると光の変化量に応じて微弱電流が発生します。原理的にはソレノイドに磁石を近づけた時と同様の動作をします。このフォトトランジスタの微弱電流をパソコンのマイクで拾って、ソフトウエアで変化時間を測定し、シャッター速度に変換します。

シャッター速度に伴うフォトトランジスタの微弱電流の動きを簡単な図にしてみました。
02

オペアンプ等で回路を組んでしまうと、スレッショッドレベルが問題になります。判定する電圧レベルの境目が回路的に固定されてしまうため、光源の強さによって測定値にバラツキが発生します。同じシャッター速度であっても光が弱ければ短めに、光が強ければ長めに測定されてしまうのです。

このソフトではスレッショッドレベルは自動で計算しています。なので幅広い条件で正確に測定可能となっています。測定器と言えば定期的な校正がつきものですが、このソフトでは全く必要ありません。

ソフトを開発したまでは良かったのですが、時代がデジカメにシフトしたためあまり意味がなくなってしまいました。

シャッター速度テスター

今回はアルコールストーブネタではなく、カメラネタです。

フォーカルプレーンシャッターやレンズシャッターのシャッター速度を測定するソフトをかなり前に作りました。枯れ木も山の何とやらとか言いますので、一式公開させて頂きたいと思います。

このシャッター速度テスターを使用するには専用のハードウェアが必要です。ハードウェアと言ってもフォトトランジスタをパソコンのマイク入力に接続するだけの簡単なものです。ハードウェアを動作させるのに電源は全く必要ありません。

ちなみにかなり手抜きですが回路図はこんな感じです。

Photo_2

使い方の説明ファイルです。
「HowToUse.txt」をダウンロード

バージョン1の実行ファイルです。
「Shutter001.zip」をダウンロード

バージョン2の実行ファイルです。
「Shutter002.zip」をダウンロード

尚、実行には「Microsoft .NET Framework」が必須となります。

2012年9月18日 (火)

災害時用ペンストーブシステム

ペンストーブを使って災害時用のシステムを格安で組んでみました。

YouTube版はこちら。

ニコ動版はこちら。

災害時用ペンストーブシステム

既にお気づきの方もおられると思いますが、ペンストーブを含むネクソンストーブ系列で一貫している基本的な理念に、「難しい金属加工をなるべく行わない」があります。
今のところネクソン系列では金属加工については、アルミ線の切断程度しかご紹介しておりません。もっと高度な金属加工を施せば、当然もっと色々な事ができます。けれどそれでは面白くありません。できるだけ安価で簡単でかつ安全に機能が実現できるか楽しませて頂いております。

以前ご紹介したペンストーブ用に作った多機能ゴトク(形状からLLゴトクと命名しました)は大変便利なのですが、部品をそろえると結構な値段になってしまう欠点があります。その反省から100円ショップで売っていて、単品で使えるものは無いかと探していたら、今回のゴトクに辿りつきました。

今回ペンストーブでなんとか550mlの水を沸かすことに成功しましたが、ほんとうにギリギリの状態で、あれ以上の沸騰は得られませんでした。たぶん夏場だからうまく行っただけで、冬場であれば逃げていく熱に負けてしまい沸騰は得られないのではないかと思われます。

ペンストーブを使ったラーメン鍋でのラーメン作りはかなり難易度が高いことが今回よく分かりました。

2012年9月14日 (金)

Nico-Tech Expo 2012に出展します

10/6(土)と10/7(日)の二日間に開催される東京工業大学の学園祭である工大祭に、ニコニコ技術部のメンバーとして出展させて頂く運びとなりました。
正式名称はNico-Tech Expo 2012となります。

関連サイトは以下の通りです。
http://koudaisai.jp/offer/titech-museum/(公式ホーム)
http://koudaisai.jp/offer/titech-museum/info/ (参加案内)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm18808462 (告知動画)

出展は2日とも申し込んでおりますが、まだどうなるか不明です。
後日判明したら、当ブログにてお知らせいたします。

体育館の中での展示ですので実際に火は扱いません。実物及びパソコンによる動画での展示を予定しています。
これまで作ったアルコールストーブ全部持って行くのも大変なので、展示品はある程度絞り込む予定です。
自作アルコールストーブの物品販売許可を頂いたので、主にペンストーブを販売させて頂こうと思っています。

実物触りたいのでアレ持って来いとか、コレ売って欲しいとか、何かリクエストございましたら、出来る限り対応させて頂きますのでお知らせ下さい。

2012年9月12日 (水)

グルーブストーブのさらなる先駆者発見

ご報告です。
YouTubeでグルーブストーブのさらなる先駆者を発見しました。
6 gram alcohol stove
zellph
bplite.com

グルーブストーブ簡易版とほぼ同じ構造です。
こちらもペーパークリンパーを使って加工しておられる模様です。

着火の方法が面白かったので、今度実験して見ようと思います。

2012年9月11日 (火)

アルコールストーブ軽量クッキングシステムの解説

前回のアルコールストーブ軽量クッキングシステムの特徴について解説します。

<風防と熱絶縁>
001

あまり知られていませんが、金属シートで風防を作ると、金属は熱伝達率が高いため、風防からかなりの熱が外部に逃げて行き、水ではなく無駄に空気を暖めることになってしまいます。
燃焼効率を考慮すると、風防には耐風性能だけでなく、併せて熱絶縁性能が必要となります。
そのため金属シートではなく紙ベースのアルミシートを採用しています。アルミとアルミの間の紙が熱絶縁体として機能します。
紙ベースなので金属シートよりも軽く、扱い易いメリットもあります。

<注射器収納>
002

注射器を眺めていると、シリンダーの隙間に注射針が格納できることに気づきました。ついでに今回の目玉アイテムである蓋ピッカーも格納することにしました。
この注射器は目盛りが単純な印刷なので、アルコールで目盛りが消えるのが難点です。

<蓋と蓋ピッカー>
003

蓋は食料品の缶詰の缶を切り取って再利用しています。
印字されている製造番号を消したところ、保護塗装も剥がれてしまい、錆易くなってしまいました。なので製造番号は消さないまま残しています。
蓋にツマミをつけて見ましたが、蓋の中央部が出っ張ることで収納時の納まりに難があるため採用を見送りました。
蒸気抜き穴に針金で作った蓋ピッカーを引っ掛けることで扱う方式にしました。

<傾斜着火>
004

首の長いライターであれば難なく着火可能ですが、グルーブストーブは本燃焼が早いので、通常のライターでそのまま着火すると確実にヤケドします。
首の長いライターは大きく重いので出来るなら採用したくありません。小さく軽い通常のライターで着火できないか色々と試したところ、アルコールストーブ本体を斜めに傾けることで、通常のライターでも着火可能であることが判明しました。
ただ傾斜着火は慣れないと危険ですので、お試しになる場合はくれぐれもご注意下さい。

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