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2012年6月

2012年6月28日 (木)

Groove Stoveの燃焼

Groove Stoveの燃焼の最大の特徴は熱の帰還方式にあります。

通常のアルコールストーブは自分で発生した炎で自分自身を暖め、アルコールを噴出するサイクルを持続する、自己完結型の熱帰還方式(内燃帰還と名づけました)となっています。
そのため本体を強烈に暖めないと本燃焼が始まらない構造となっています。

Groove Stoveはこの熱帰還が自分自身では行えず、外部媒体による他者完結型の熱帰還方式(外燃帰還と名づけました)となっています。
Groove機構により少ない熱量でアルコールを噴出するサイクルを持続しています。

Groove Stoveの燃焼は次の4段階に分かれています。
動画から切り出した画像をもとに解説します。

STEP1

Step1

着火モードです。
着火直後は単にオープンフレームとして燃焼します。このとき熱帰還は全く機能していません。
このモードは一瞬で終わります。

STEP2

Step2

最大火力モードです。
本体上部の炎塊により熱帰還が完成します。
炎の熱でアルコールの吸い上げが強烈に促進され非常に激しく燃焼します。
この状態では激しく沸騰したアルコールの飛沫が飛び散るので大変危険です。
低めのゴトクを併用すればこのモードで安全に使用することも可能です。

STEP3

Step3

最小火力モードです。
鍋を載せると最大火力から一気に最小火力になります。
このとき極小の本体上部のみで熱帰還が完成します。
STEP2で暖められた本体上部がわずかに蓄熱した状態を保ってなんとか燃焼を持続します。
まだ冷たい鍋からの熱帰還はほとんど期待できません。

STEP4

Step4

拡大火力モードです。
本体上部での熱帰還に加えて鍋からの熱帰還がプラスされます。
鍋が温まるにつれて鍋からの熱帰還がどんどん大きくなり、それに伴って炎がどんどん大きくなります。

こうした多様な燃焼状態を持っているのもGroove Stoveの特徴のひとつです。

2012年6月23日 (土)

ネクソンストーブ

予定通りウコン缶のアルコールストーブ(ネクソンストーブ)の連載をニコ動で開始しました。
今回YouTube版は用意しておりません。

これから機能をどんどん追加して行く予定です。

ほぼ無加工で製作できますが、あまりにも簡単すぎてアルコールストーブ作者の方には、きっと物足りないと思います。
モノ好きな方限定でご覧下さい。

2012年6月19日 (火)

火力の自動調整

Groove Stoveの隠れた特徴に火力の自動調整機能があります。

大きい鍋を載せると、自動的に火力が大きくなります。
小さい鍋を載せると、自動的に火力が小さくなります。

火力は常に鍋の大きさに合わせて自動で調整されます。

実際の画像をご覧下さい。
分かり易くするために鍋の大きさは大中小の3種類ご用意しました。
画像では鍋の載せ替え以外、何も特別な事は行っていません。

Large
Middle
Small

鍋にちょうど良い火力で全力で仕事します。
サイドバーナーにありがちな、鍋を飛び越える炎は発生しません。

それでも鍋底をはみ出す炎は多少発生しますので、鍋底からの立ち上がりが斜めの、形状的にはみ出た炎も無駄なく仕事できるシェラカップを使用すると一番燃焼効率が高いです。

2012年6月18日 (月)

ステルスストーブ

sijimi001さんの「SAKE light Stove」、tetkさんの「Super rapid side burner」に触発され、新作を作ってみました。
(すみません、リンクの貼り方よく分かりません)

孔が見えないので「ステルスストーブ」と名付けました。

YouTube版はこちら。

工作精度の悪いところが隠せるのが、製作者として一番嬉しいところです。

それにしてもYouTubeのサムネールの変更の反映はもの凄く時間がかかるらしいです。
YouTubeのアップ直後の自動選択のサムネールだと分かりにくいので困ったものです。

2012年6月17日 (日)

火力調整可能なアルコールストーブ

火力調整ができるアルコールストーブの動画をアップしました。

YouTube版はこちら。

ウコン缶を再利用しています。
本体を殆ど加工することなく、本体を回転させることによって火力調整する仕組みになっています。
動画をよく観察すれば内部構造が分かるかも知れません。

ニコ動で反応が良いので、簡易版を作るところからシリーズ化して見ようと思います。
しばらくお待ち下さい。

2012年6月12日 (火)

Groove Stove簡易版の作り方

Groove Stove簡易版の作り方をニコ動とYouTubeにアップしました。
見かけはオリジナルと少し違いますが、性能は殆ど同じです。

YouTube版はこちら。

作るのは非常に簡単ですので、お試しに1個作ってみて下さい。
自分で作って火遊びするのは結構楽しいですよ。

今回動画の編集初めてやってみましたが、勝手の分からないことだらけでテンテコ舞いでした。
それと撮影しながらの工作はとても難しいことを痛感しました。

先達の方々の偉大さが大変よく分かりました。

2012年6月10日 (日)

Groove Stoveの特徴

Groove Stove(以下、本器と記します)の特徴には以下があります。

軽量
通常のサイドバーナー式だと重さは約10g前後です。
本器はたったの6gしかありません。
見かけとても華奢ですが、耐荷重は1kgまで大丈夫です。
実験で1.3Kgの鍋に700mlの水を入れて燃焼させて見ましたが、強度的には全く問題ありませんでした。
1.3Kgの鍋ともなると安定性の方が問題になりますので、お試しになる場合はくれぐれもご注意下さい。

短い予熱時間
本器の予熱時間は本当に短いです。
通常のサイドバーナー式だと予熱時間は短くて30秒、長くて1分30秒程度かかります。
実測では約1秒で本燃焼に移行しますが、余裕をみて公称3秒としています。

高い燃焼効率
本器は予熱時間が短いのと、鍋底からあまり炎がはみ出ないので無駄な燃料を消費しません。
通常のサイドバーナー式だと400mlの水を沸かすのに30~40ml程度の燃料が必要です。
本器では400mlの水は15mlの燃料で完全沸騰します。
(実験データ:水温16℃、気温18℃、無風、クッカーの蓋なし)

2012年6月 7日 (木)

名前を決めました

アルコールストーブは形式によって名前がついています。例えばオープンフレーム型とかチムニー型とかサイドバーナー型とか色々あります。
詳しくはこちらをご覧下さい。
Zen Stoves

自分が作ったアルコールストーブは、これまでのどの型にも当てはまらないので、勝手ながら名前をつけることにしました。

候補として挙がったのが以下です。
・内壁の溝が燃料を吸い上げるので、「Wall Tube」。
・構造的な特徴である溝を意味するであろう単語、「Slot」「Flute」「Groove」。

色々考えた結果、音の響きが一番しっくりきた「Groove Stove」に決めました。
本来の意味と違うかも知れないのが、少しだけ心配です。

Groove Stove

2012年6月 6日 (水)

軽量アルコールストーブ

アルミ缶を使って重さが6グラムで予熱時間が3秒の、アルコールストーブを作りました。

実際にお湯を沸かしている動画をニコ動とYouTubeにアップしてあります。

YouTubeはこちら。

動画は大して変化がないので、途中で飽きてしまうかも知れません。

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